【 会 名 】2020年度第5回ABS講習会 事例編-東京都立大学

【 講演タイトル 】 海外の遺伝資源へのアクセスと利用における名古屋議定書への対応

【講演者】東京都立大学 理学部生命科学科 江口克之先生、菊地波輝先生、村上哲明先生

【 概 要 】 2017年5月18日に、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省及び環境省は、名古屋議定書の国内担保措置である「遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する指針」(ABS国内指針)を公布した。それにより、日本の研究者が海外の遺伝資源にアクセスし利用する場合、遺伝資源提供国のABS関連法規を遵守し、遺伝資源提供国のカウンターパート機関と MAT(資源提供者等との相互に合意する条件)を交わすことと、相手国政府の責任ある機関から PIC(遺伝資源の利用に係る提供国政府等との事前同意)を取得することが求められることとなった。一方で、遵守すべき ABS 関連法規が整備されている遺伝資源提供国はまだ多いとは言えない。また、遺伝資源提供国における共同研究機関の研究者も自国に ABS 関連法規が整備されているのかどうかや、それらの内容を正確に理解していない場合が多い。そこで、本公演では、東京都立大学と東南アジアの研究機関との共同研究を具体例として挙げつつ、遺伝資源提供国の共同研究機関の研究者の協力のもとで、どのようにABSへの対応を進めていけば良いのか、について紹介したい。

【 日 時 】2020年8月11日(火)13:30~14:30予定(接続開始12:30)
     13:20迄にご参加をお願いします。

【配信方法】ウェビナー(Zoom)

【視聴方法】 参加登録後に届く、登録完了メール等をご覧ください、

【事前質問】参加登録時に、本会に関する質問をお寄せ頂く「質問とコメント」欄を設けております。
      ご協力をお願いいたします。

【資料入手方法】8月7日(金)午後2時にご登録のメールアドレス宛に、資料ダウンロード方法等をご連絡します。

【 言 語 】日本語

【登録方法】参加無料ですが、参加には事前申し込みが必要になります
      こちらよりお申し込みください

【登録期限】2020年8月7日(金)午後0時(正午)まで
      申込期限前に受付を締切る場合があります。ご了承下さい。