本日付けの標記のメールについてですが、私はこれは生化学会の正式の通知と思っておりました。
昼過ぎに同じラボの上司に確認して、どうやら冗談ではないか、と思うようになった次第です。
しかし、学会が虚偽のメールを配信することは通常ありませんし、このメールが冗談であるという正式な発表もないことから、
現状では「生化学会では今後は「ちゃんづけ」でいかねばならない」と判断しておりますが、
本当のところはどうなのでしょうか？　大変困惑しております。

私は発達障害をもっており、このようなものが冗談かそうでないかを判断することは大変難しいです。
近年、学会発表においても、色覚異常の研究者に配慮した色使いが求められることもあります。
これは、研究を行う人はハンディキャップがあっても皆平等であるという視点にたったものであり、すばらしいことです。
もし今回のことが冗談であるとすれば、「誰もが冗談としてわかるだろう」という発想で行われたものと思われますが、
そうではない人たちもいるということに御配慮いただきたかったものです。
もし発達障害をもつような者は研究にふさわしくないと学会としてお考えであるなら、退会いたします。

エイプリルフールは嘘をついてもよい、ということが世間の常識であるそうですが、
私や同様の障害を持つ研究者には全く迷惑でしかありません。
日本の風土に合わないようなくだらない風習が学会活動にまで入ってきているとしたら恐ろしいことです。
せめて冗談であるか、そうでないのかを明確にしてください。
そうでなければ、今後学会から来るメールは全て「嘘かもしれない」という目で見なければなりません。