下記のご意見に返答します。
ハラスメントについての指針は「行動規範」の第2項に含まれています。具体性に欠けることは承知していますが、これ以上の詳細な記述は他の事項についても適用されていません。表現的にはいわゆる”アカデミックハラスメント”と”パワーハラスメント”に限られることになりますが、それ以外については学会活動の域を越えてしまいます。

>　本会の行動規範と倫理規程においてはハラスメントについては直接触れられていません。もしかしたら、ハラスメント問題も包括した内容で作成しているつもりなのかもしれませんが、そうだとしてもあまりにも婉曲した表現となっており、それはすなわち本会のスタンスを表しています。
>　本会は「科学上の不正行為に対しては大変厳しいが人権蹂躙であるハラスメントに対しては寛容」あるいは「ハラスメント問題を避けている」という印象を受けます。
>　ハラスメントの禁止をダイレクトに記さないのならば、行動規範と倫理規程はあえて掲げない方がよい、こういう考え方があることを表明させていただきます。
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