第9回 糖鎖技術研究セミナー:糖鎖ビジネスを成功させるには何が必要なのか〜糖鎖プローブレクチンの活用例と標準化~
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東海国立大学機構糖鎖生命コア研究拠点(iGCORE)では、「糖鎖」に関する研究力の向上とともに、
我が国のイノベーション創出を実現すべく、「第9回 糖鎖技術研究セミナー」を開催いたします。
「糖鎖ビジネスを成功させるには何が必要なのか〜糖鎖プローブレクチンの活用例と標準化~ 」
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「第3の生命鎖」とされる糖鎖は生命活動に不可欠な分子だが、その構造的複雑性が解析および応用の進展を阻害する要因となっている。
2005年、日本独自の迅速かつ高感度な糖鎖構造プロファイリング技術として「レクチンマイクロアレイ」が開発された。
本技術はNEDOプロジェクト(2005〜2007年)を経て速やかに製品化され、以降、米国食品医薬品局(FDA)にも採用されるなど、抗体等の糖タンパク質医薬品の糖鎖評価技術として高い評価を受けている(Mabs, 2024)。
加えて、先進医療分野でも微生物由来レクチンrBC2LCNを用いた未分化状態特異的糖鎖判別技術が確立され、iPS細胞の品質管理や分化誘導後の状態評価に活用されている。しかし、これらレクチン関連技術の産業応用・事業拡大には依然として多くの課題が存在する。
本セミナーでは、スタートアップ企業による課題解決策と将来展望について考察する。
■日時 2026年1月9日(金) 午後 15:30~17:00
■場所 オンライン(Zoom)
■お申し込み
登録は下記 URLからお願いします。
https://zoom.us/webinar/register/WN_n1hA1W-0Q5Gen4maj3gxGg
■プログラム
講演会(15:35~16:35)
【講演1】 15:35〜16:05
糖鎖ビジネスを成功させるには何が必要なのか〜キラーアプリの開発と標準化
山田雅雄(合同会社エムック・代表)
【講演2】 16:05〜16:35
画像を用いた細胞品質評価AIのビジネス化〜糖鎖標識技術への期待
加藤竜司(名古屋大学大学院創薬科学研究科・准教授、株式会社Quastella・CSO)
【パネルディスカッション】(16:35~17:00)
糖鎖ビジネス成功の鍵を握る「start-up」と「標準化」
パネラー:鈴木睦昭(国立遺伝学研究所国立遺伝学研究所、ABS⽀援室)
高津吉広(生化学工業株式会社、糖質科学ネットワーキング室)
中村公哉(名古屋大学、学術研究・産学官連携推進本部、事業開発推進室)
*詳細は下記URLをご覧ください。
https://igcore.thers.ac.jp/news/1181-2.html
【お問い合わせ先】
糖鎖生命科学連携ネットワーク型拠点(J-GlycoNet)
平林
E-mail:contact@igcore.nagoya-u.ac.jp



