第20回JBSバイオフロンティアシンポジウム JSICR/MMCB 2022合同シンポジウム

【主催】
日本インターフェロン・サイトカイン学会(JSICR)
日本マクロファージ分子細胞生物学研究会(MMCB)

【開催責任者】
田中 正人(東京薬科大学生命科学部 教授)
角田 茂(東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授)

【シンポジウムの趣旨】
本会は日本インターフェロン・サイトカイン学会(JSICR)と日本マクロファージ分子細胞生物学研究会(MMCB)が合同で開催する国際学術集会です。それぞれ伝統ある学術団体であり、学術集会は今回でJSICRは86回、MMCBは28回目を数えます。両会は対象が若干異なるものの免疫学を中心とする学術領域の中では近い距離にあり、両方に参加する会員が多く存在していました。そのため、これまでも合同シンポジウムを複数回開催してきました。今回、将来の両会の統合を見据え、2017年以来5年ぶりに合同学術集会として、「New horizons in Immune-mediated homeostasis and diseases」をテーマとする国際シンポジウムを開催することになりました。参加者は、200名程度を予定しており、講演者は、極めて質の高い研究者を海外10名、国内10名招聘する予定です。内容的にも、JSICR側は主にサイトカインや自然免疫センサーとその下流シグナルを、MMCBは単核球貪食細胞(マクロファージおよび樹状細胞)にフォーカスして、感染症を含む炎症性疾患、癌、自己免疫疾患における役割とその制御の試みについて、基礎から臨床に至る最先端トピックスを取り上げています。これら招待講演に加え、一般演題はポスター発表とし、討論の時間を設けて若手研究者の優秀な発表にはPoster Awardを授与します。発表および討論はすべて英語とし、完全な国際学会形式で運営します。来年度は、コロナ感染状況が一定以上改善すると見込まれることから、開催方式は、対面とオンラインのハイブリット形式で行う予定です。
今回の学術集会は、サイトカインや自然免疫センサー、マクロファージを切り口に、基礎から臨床まで網羅した研究の最先端を議論するまたとない機会を提供するものです。若手の国際交流の場はもとより、シニア研究者にとっても共同研究の機会を提供できると思います。さらに、製薬関係の研究者の方々にも是非積極的に参加して頂き、今後の創薬や診断薬の開発のための貴重なヒントを得る機会にして頂ければと思います。

【URL】https://www2.aeplan.co.jp/jsicr-mmcb2022/

【会場】
東京大学弥生講堂
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1

【開催日時】
2022年6月9日(木)~ 6月10日(金)

【主な招待講演者】
1.Glen N Barber (University of Miami Miller School of Medicine, USA)(JSICR)
2.Helen S Goodridge(Cedars-Sinai Medical Center, USA)(MMCB)
3.Simon Yona(Hebrew University, ISR)(MMCB)
4.Akiko Iwasaki (Yale University School of Medicine, USA)(JSICR)