岩手大学農学部応用生物化学科 准教授(女性限定)募集要領

1.教員の職名及び人数
農学部応用生物化学科 准教授(女性限定)1名。

※今回の公募は,本学の男女共同参画推進の取り組みとして,男女雇用機会均等法第8条の規定に基づき,女性に限定して公募するものです。

2.概要および職務の内容
本学農学部応用生物化学科では,化学と分子生物学的手法を用いて,微生物や動植物,食品の機能解明とその利用や,食品の加工技術開発などを教育・研究しています。その内容は生物の機能解明や,それを応用した「食」に関連する領域であり,「生態系から遺伝子まで」,または「環境から食卓まで」の広い範囲をカバーします。これらの化学と生物に関する研究・教育を通して社会の発展に貢献することを目指しています。
本公募では,「食品化学」,「食品衛生学」,「食品保蔵学」,「応用生物化学実験」等の講義および実験科目,全学共通科目の講義、学部および修士課程における学生の研究指導等を担当していただける方を募集します。本学科の目標に合致していれば,専門分野は特に指定しません。なお,着任後,学部および大学院(修士・博士課程あわせて5 年)における一貫した教育を担当できる方を歓迎します。

3.応募資格
女性で以下の条件を満たす方。
(1) 博士(またはPh.D.)の学位を有し,応用生物化学分野において優れた業績を有する方。
(2) 上記講義,実験科目を担当する能力と意欲を有し,学科,および学部の運営に積極的に取り組める方。
(3) 研究成果の社会還元や企業への技術移転に積極的に取り組める方。

4.任期・待遇など
国立大学法人岩手大学職員就業規則によります。任期はありません。

*岩手大学はダイバーシティを推進しています。その一環として,本公募に関し以下の取組を実施しています。

【女性教員採用促進に関する取組】
・本学に赴任する女性教員に対して,2年間,研究費(定着支援経費)を追加支給します。
・産前産後休暇,育児休業および介護休業を取得していた場合(性別不問)には,選考の過程で考慮します。
・両住まい手当制度など,女性等多様な研究者の増加・定着のための支援策を行っております。各種支援制度についてはこちら(https://www.iwate-u.ac.jp/gender/kkshien/support.html),学内保育所についてはこちら(https://www.iwate-u.ac.jp/gender/wlbshien/wlb_hoikusho.html),学内保育スペースについてはこちら(https://www.iwate-u.ac.jp/gender/parun/parun_guide.html)をご覧ください。

5.着任時期
令和5年4月1日以降のできるだけ早い時期。

6.応募書類
以下の書類(1)~(7)をPDFファイルに変換し(10 MB以下),下記のメールアドレスに添付ファイルとしてお送りください。

(1) 履歴書(様式自由,メールアドレスを必ず書いてください)
(2) 研究業績目録(原著論文,総説,著書,特許,その他参考となる事項に分けて記してください)※作成要領を参照
(3) 獲得した外部資金の概要
(4) 主要論文別刷5 編以内
(5) これまでの教育研究の概要(A4 用紙1 枚程度)
(6) 着任後の教育研究に対する抱負(A4 用紙1 枚程度)
(7) 応募者について問い合わせが可能な方の氏名・所属・連絡先(2~3 名,メールアドレスも書いてください)

7.選考方法
一次:書類選考,二次:プレゼンテーションおよび面接選考。なお,選考過程において応募者の来訪を求める際の経費は,自己負担になります。

8.応募期限
令和5年2月28日(火)まで。

9.応募書類提出および問い合わせ先
岩手大学農学部・応用生物化学科・教員選考委員会 委員長・西山賢一
(E-mail: nishiyam@iwate-u.ac.jp,Tel: 019-621-6471)
メールのタイトルは「ご所属・お名前・教員応募書類」と記載してください。なお,提出頂いた書類の個人情報は採用選考以外の目的では使用せず,終了後は責任を持って廃棄致します。