熊本大学発生医学研究所 教授又は准教授(独立准教授)

熊本大学発生医学研究所・教授候補者又は准教授(独立准教授)候補者の公募について

 熊本大学発生医学研究所では、教授候補者又は准教授(*独立准教授)候補者の公募を行います。
 とくに、①細胞・器官・個体レベルでの生命現象の制御メカニズム、②器官・臓器の発生・成熟と再建、③生命現象の定量化と数理モデル化、について独創的な研究を展開し、発生医学研究所教員等との共同研究や研究交流を積極的に進めることのできる方の応募を歓迎いたします。
 *発生医学研究所の「独立准教授」とは、独立した研究室を主宰し、業績評価・審査により教授に昇任することができる准教授をいいます(令和2年度に1名、令和4年度に2名の独立准教授が教授へ昇任しています)。
 現在、1名が独立准教授として研究室を主宰しており、著しい成果を上げています。
 なお、本公募におきましては、教授又は准教授(独立准教授)のいずれかの応募、あるいは、双方に応募することを可能とします。選考委員会において考慮いたしますので、選考希望の職位について「教授」、「准教授(独立准教授)」、「教授又は准教授(独立准教授)」の形で、提出書類の「研究・教育に対する抱負」【別記様式5】に明記願います。

 発生医学研究所は、発生学的視点による生命科学領域における国際水準の研究活動と人材育成を行うことを使命としております。文部科学大臣認定の「発生医学の共同研究拠点」として研究者コミュニティの共同研究を推進するとともに、平成24年には臓器再建研究センターを設置し、臨床への橋渡し研究の実現を視野に入れています。さらに、令和4年には「高深度オミクス研究センター」を設置し、単一細胞レベルでの高深度解析を行う体制を整備しました。また、リエゾンラボ研究推進施設を設置し、3名の博士号取得者を含めた専属の技術専門職員による支援体制のもと、最新の共通機器の管理・運営とその解析支援など、着任後すぐに高度の研究を推進することのできる環境を備えています(http://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/lila/)。さらに、隣接する生命資源研究・支援センターでは、遺伝子改変マウスなどを用いた動物実験・技術支援システムを完備しています(http://irda.kuma-u.jp/divisions/index.html)。熊本大学は、文部科学省・研究大学強化促進事業の支援対象機関に選定されており、世界水準の研究力の強化を図っています(https://www.kumamoto-u.ac.jp/kenkyuu_sangakurenkei/kenkyuu/news/20130807)。本公募では、このような発生医学研究所の研究環境を最大限に活用して、医学・生命科学における先端的な研究を推進する研究者を対象として、研究室を主宰する新進気鋭の教授又は准教授(独立准教授)を求めています。
 熊本大学は男女共同参画を推進しています。また、発生医学研究所では独自の男女共同参画推進事業を行っています。現在、発生医学研究所における女性教員の割合は11%です。本選考にあたっては、女性研究者の積極的な応募を歓迎し、業績及び資格等に係る評価が同等である場合には、女性を優先的に採用します。夫婦での応募も歓迎いたします。
 http://gender.kumamoto-u.ac.jp/http://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/danjo/
※本研究所の概略につきましては、熊本大学発生医学研究所ホームページをご参照ください。
 http://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/

1.募集職名及び人員
教授1名
教授又は准教授(独立准教授) 1名

2.所属 熊本大学発生医学研究所

3.採用時期 令和6年4月1日以降のできるだけ早い時期(ご相談に応じます。)

4.応募条件
博士の学位(海外において授与された、これに相当する学位を含む)を有する者

5.応募期限 令和5年10月31日(火)必着

6.労働条件等
(1)勤務形態 :専門業務型裁量労働制
勤務時間は職員の裁量に委ねるものとし、1日の勤務時間は7時間45分とみなす。
(2)任期の定め:あり
教授:採用後5年(再任1回。審査により任期の定めのないテニュア転換が可能です。)
准教授(独立准教授):採用後5年(再任1回。着任後10年以内に、審査により教授への昇任が可能です。)
(3)試用期間 :6カ月
(4)勤務場所 :熊本大学本荘中地区
(5)時間外労働:時間外、深夜、休日労働の有無 有
(6)賃金等 :国立大学法人熊本大学2号年俸制適用職員給与規則の定めるところによる
(7)社会保険 :文部科学省共済組合、雇用保険及び労災保険に加入
(8)雇用者 :国立大学法人熊本大学

7.採用後の対応
教授、准教授(独立准教授)ともに、教育においては、大学院(医学教育部または薬学教育部)における関連科目の講義と大学院生の研究指導等をご担当いただく予定です。また、着任時には専用の研究活動用スペース及びセットアップ経費を受けるほか、職位に応じて次のようにスタッフの採用が可能です。
(1)教授:審査の上で教員(准教授又は助教)1名の採用、ポスドク1名の2年間優先配置。
研究業績がとくに優れる場合、教員(助教)1名の増員が可能です。
(2)准教授(独立准教授):審査の上で教員(助教)1名の採用が可能です。

8.提出書類
(1)推薦書(推薦者1名)
(2)推薦者の連絡先(推薦者の氏名、所属、職名、連絡先(電話番号、メールアドレス))
(3)履歴書【別記様式1】
メールアドレス及び連絡先をご記入ください。
男女を問わず、出産、育児、介護に専念(あるいは従事)した期間について考慮することを希望される場合は、備考欄に付記してください。
(4)業績目録【別記様式2】
(5)主要研究論文目録(総説を含む)【別記様式3】
(6)研究・教育に関する業績の概要【別記様式4】
(7)研究・教育に対する抱負【別記様式5】
(8)研究計画書【別記様式6】
(9)主要論文5編以内の別刷
(5)主要研究論文目録に記載した主要論文5編以内の別刷を添付してください
※(3)~(8)の様式は、以下のホームページからダウンロードできます。
・熊本大学ホームページ〔採用情報〕 https://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/saiyou/index
・熊本大学発生医学研究所ホームページ〔求人案内〕 http://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/

9.書類提出方法 メール送付
・ 応募者は「8.提出書類」に記載の提出書類(2)~(8)の電子媒体(PDF)を送付してください。その際、(2)~(8) は単一のPDF ファイルにまとめ、(9)は論文ごとに1 つのPDF ファイルとしてください。ファイル名はすべてアルファベット表記の氏名を含めてください。
・ 例:(2)~(8): Taro_Kumadai_CV.pdf; (9): Taro_Kumadai_1.pdf, Taro_Kumadai_2.pdf,Taro_Kumadai_3.pdf, Taro_Kumadai_4.pdf, Taro_Kumadai_5.pdf
・ (1)推薦書は、推薦者から書類提出先へ直接メールにて提出してください。
・メールの件名は、「発生医学研究所教授又は独立准教授公募関係書類の提出」としてください。
・送付容量上限は20MB までとなっていますので、ご注意ください。ファイルサイズの合計が20MBを超える場合は、事前にメールにてお知らせください。提出用のURL をお送りします。
・提出書類を受領後、本件事務担当者から必ず受信確認のメールを返信しますので、3営業日以内に返信がない場合はお手数ですが下記「10.書類提出先・問合せ先」に記載の電話番号にご連絡ください。

10.書類提出先・問合せ先
〒860-0811 熊本市中央区本荘2丁目2番1号
国立大学法人熊本大学 生命科学系事務部 生命科学先端研究事務課 センター事務チーム
TEL:096-373-6637 E-mail:iys-senter-2@jimu.kumamoto-u.ac.jp

11.本件担当 発生医学研究所 教授又は准教授(独立准教授)選考委員会:丹羽 仁史

12.その他
(1)教授又は准教授(独立准教授)の選考にあたり、候補者各位にはセミナー並びに面談をお願いすることがあります。(オンラインで実施する場合もあります。)
(2)提出書類に記載された個人情報は、国立大学法人熊本大学の定めに従い、当該選考及び採用以外には使用しません。
(3)夫婦で応募される場合は、「8.提出書類(3)履歴書【別記様式1】」の備考欄に明記してください。